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大学2年生 看護学科学生さんに講義

nikolayhg / Pixabay

看護学科の大学生の講義に行きました.

5月15,22日と看護学科の大学生に講義に行った.

非常に疲れた.まあ,臨床をやりながら,授業をするのは大変

学生向きにスライドを作ってみた.
だが,大変でした.
どんなものが良いのか.またシェアスライドで挙げてみます.
自分の驚きは,その経営母体の新見市が人口3万人をこの4月に切ったこと.
それでも,若いヒト達が集まる大学を作ったことは,すばらしい.
過疎の町に響く若者の声.

しかし,若い人たちにとって,楽しいか?
若いときには「お街」に出たくないか??
これは人それぞれかもしれないが,一度若い時に大都会にいくことは良いことと思うが.

90分3回で,脳外科の講義をする.
大事なところだけのダイジェスト版になる.
教える側からの困難さは,その部分を覚えてもらうのは,簡単だが,
それを覚えるべき背景がわかるかどうか.
まあ,結論から言えば,「右も左もわからない時」に
理屈の前に,「とにかく大事な専門用語,単語」を丸暗記してしまうことが大事.
なにか覚えていないと,次の大事なものが覚えにくい.
そういう意味では,若い内は,「聞いたこと,見たことをそのまま覚えられる」
記憶力があるので,とにかく覚えてもらうようにすることの方が大事と思う.

医者になって,覚えたことのほうがズッとズッと役に立っていて,
学生時代は,今となっては遠い昔で自分を作り上げてくれたかどうか不明.
それでも,わからないなりに勉強はした.

まあ,若いうちに「訳もわからず,覚えていたことが,年をとって,初めて役にたつことがある.」

テストを作るのも大変

去年からいうと2年目.問題も改良しているが,
脳外科の授業は,ほぼ初めての臨床の授業である.

手術の動画を見せても,「なにがなにやら」状態であった.

臨床が長くなると,学生に必要な知識は,どんなものか忘れてしまう.

質問も,「自分が必要に感じる項目」に関して作ってしまう.
しかし,学生さんには,基本的な知識の網羅が必要.

だいぶ昔を,というか「基本の教科書の知識」が大事だと今になってわかった.

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