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論文書きの「天がくれた最後のチャンス」

2026年2月から、今の病院にきている。
ある意味、脳外科医としては働いていない。
自分は、ある部分は他に抜きんでて優秀だが、ある部分はきわめて弱い。
それは、「しゃべるのは得意」。要は、学会発表はなんでもない。
講演会の講演ももなんともない。
「どうでも良い文章も書くのは得意」。読んでおもしろいとの評価はある。
最も不得意で、不得手な文章は「論文を書くこと」である。
なぜか。
それは書きながらも、反対意見が思いつくから。
それはいったい誰が言ったのか?
「自分が言った」というのが論文の最大の最強の骨子というかこれがないと
論文自体が成り立たない。
しかし、書きながらも、「こういう別の意見もあるわな」と思いついてしまうので
筆が進まない。
誰が言ってもそれは間違いない等というのは、そもそも教科書的な10年ぐらいは過ぎた医学的常識なので、改めて、自分が言う必要もない。
もちろん、100%教科書がいつも正しいということではないと自分はわかっている。
学生でも研修医でも知っているような知見を論文にするようなことはないが、
最先端同士の争いの場合、ほんとうかどうかの議論はいつもつきまとっている。
しかし、自分はこう思うと強く思い込まないと、論文は絶対かけない。
もう、いまさら、一部は、あるいは条件を変えたら違っていたということを言ったからと言って人事異動や出世?に響くことはない。
今の今、購入予定の機材も手に入らないままである。
時間があるので、書いてしまおう。
もう、気力も体力も視力も落ちてきている。
今年が最後の最後であろう。
一日1.5時間は、論文書きに力を入れてみよう。
それでダメなら、もうあきらめよう。
自分はそこまでのヒトでしたということ。

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