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SNSで誤爆するヒト達から,自分の生活を見直そう

geralt / Pixabay

自分はなるべく,SNSはしない.
めんどうだから.
それと真意が伝わらない.
「連絡版」である.

今回は,非常に勉強になった.
いくつも問題点がある.

1)友達だけへのSNS,公式SNSの使い分け

SNSと呼ばれるものは今は一杯ある.
ライン,フェイスブック. インスタ,twitterがメイン,
ほかにも,カカオ,
google + というのもあったが消失した.
showroomというlive 配信のものもある.
個人情報を垂れ流しが現状.
要は,売りに出来るもの,金になるものが,自分の容姿など,持って生まれたものしか無いならば,自分を売り出すために,自分の顔,身体をSNSにあげる.
今風なら「さらす」ことになる.

ところで,「友達だけにながすつもりだった」内容が全国に流れて,
「友達だけに流すつもりが 全国に流れて失礼しました.」とお詫びをするというのは,流れた内容しだいである.
悪い内容が流れ出しておいて,「友達だけに」などは,一般的な会社員,社会人なら口がさけても言えない言い訳.釈明というか言い訳自体が「自分は未熟です」とさらに証明しているようなもの.
今回のアイドルグループのキャプテン?と言うヒトのお詫びは,二段落ちの非常識発言なので,非常に目立つ.
一般的には「悪目立ち」というもの.
しかも,「不快な思いをさせてしまい」などと書いてある.
他の人が,要は,そとの世界のヒトがみたら「不快」とわかる文章を送ること自体が幼稚である.
「押さえが効かない」のは,人格が未熟なヒトにありがち.

謎なのは,他のメンバーも謝罪している点.
意味不明である.
ある一人が,良くない文章を友達に送る.
そうなると,その受け取ったメンバー全員がSNSを使ってはいけないとなる.
謝罪までする.
なぜか.
通常の社会人なら,「私は知らなかった.驚いた」と距離を置かないと自分まで火の粉が飛んでくる.いわゆる「トカゲの尻尾切り」をしないといけない事例.

要は,「何を発信したらよくて,だめなものはなにか」が全くわからないまま,
垂れ流しをしている.
「信用」がなくても良いという前提条件が無い限りできないこと.
まあ,なにもかもが木っ端みじんに吹っ飛んだ感じ.
プロなら見せてはいけないものがあることぐらいは,わからないと.
ヒトからお金を取る以上は,あるいは取っている以上は「お金をとるためにみせること」と,それを支えている,陰のサポート体制,自分の訓練,装備の段取りなどが必ず伴う.そんなことは常識というか,事実であり,それがないと物事は成り立たない.コンサートの練習風景を見せてしまえば,コンサートに行くヒトは減るであろう.それらを出すのなら,スピンオフとして後で出さないとダメ.

「作品」をだすことと,「素の自分」を出すことの違いがわからないのは社会人の基本の基本ができていないことと同じ.
友人,幼なじみへの会話と,会社,取引先のヒトへの挨拶が異なるのは当たり前.

多くの医療従事者は「守秘義務」を背負っている.医療従事者の守るべき守秘義務などとは,比べものにならないぐらいお粗末な話.

もっと,深いところでは,人間は,承認欲求というものがある.
ヒトに認めてもらいたい.仲間にいれてほしいなどは「社会的な動物,集団で生き抜いていくことをこの地球上での生存方法の手段として選んだヒト類の基本的な心情,こころの動きである」
他の動物には「他者への共感」という感情はほぼない.
それを幼稚な形で発露させるSNSは,ある意味人間の原始的な欲求,「他者とのつながりを得たい」という部分に働きかけるので,「流行る」あるいは「定着する」のはもののどおり.

さらには,「仲間を作る」ということから,「仲間ではないものを拒絶する」など,多くの原始的な感情を引き起こす.

SNSの誤爆? といわれるものは,原始的な人間としての成熟度の指標だろうと納得した.「大人の世界」の崩壊なのかも.
まあ,大事な情報ほど,皆ほしい.
あたかも,未熟な感情を大事な情報かのように「世間にさらすこと」の反響をどこまで予測できていたのかというか,何も考えていなかったのであろう.
情報を外に出すなら,読むヒトに「役立つ」ことが大事.
「感動」までは与える必要はないと思っている.

 

2)不可解な処分

それに対する処置,処罰も一般社会人なら驚くようなもの.

横綱が十両に落ちる感覚ではない.
関取は十両以上のもので,それより下,要は幕下は力士養成員と呼ばれる.
それは,弱くなって落ちるもので「懲罰の対象」として,地位を落とす物では無い.
もちろん,横綱が負け越したら引退であり.ランクが落ちていくのは大関以下である.

あるいはプロ野球で1軍スタメン選手が,他の選手をいじめてファームに落ちるか?
一般的な「「プロ」に対するけじめは,サッカー選手でも野球選手でも,半年間の試合出場停止などが一番考えられる.正式な刑事事件などなら,あっという間に除名,「もと」職員として呼ばれる立場になる.刑事事件を起こした当日に退職させる職場や会社も多い.

自分が経験したケースも,お酒を飲んで車を運転.カーブを曲がりきれず.
助手席のヒトがあいた窓から半身が飛び出して電柱に衝突.病院に運ばれたが即死でした.
本人は全く無傷.
警察がきて,「入れたいのですが」と言ってきた.
翌朝の新聞では,「女性」が交通事故と記載されていた.
それが,さらに次の日は「女が飲酒運転で,同乗の女性を死なす」と
○○の「元」職員となっていた.
夜に交通事故を起こして,次の日の朝にはその職場を「解雇」されていたので,
新聞には「もと」○○と会社や組織名ではなく,業種名で元○○として働いていたような表現にかわっている.

処罰としても,判然としないのは,
研究生は「懲罰をうけたもの」が入る立場なのか.
「あの人は研修生」というとなんとなく「前科者」のような印象をうける.

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