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2024 11月 毎日の生活

11月1日(金)
11月2日()朝から高知へ。高速道路で高知側にはいると、前が見えないぐらい大雨。母のお見舞いは 土曜日締めで日曜始まりで、週に一回しか面会できないので、土日の2日連続のおみまい。なんとかこちらが認識できているような。夜、今の働いている病院から「明日、病棟こられますか」という電話あり。そもそも、連休の初日の晩にそんな電話があること自体、おかしい。
11月3日 ()高知市から、母のお見舞いの後、なんとか病棟へ。その後、指示など出したか? 2,3日すれば、もう何をしたか忘れてしまう。

急にこの一週間になにをしたか、忘れてしまった。

11月10日()なんとなく、毎週の日曜日に患者さんの状態が悪くなって、救急転送しているので、「サンデー○○病院」と呼ばれて、嫌われるのではないかと思ったりする。要は日曜日は人手不足で呼び出しのオペ室スタッフの制度が2020年からなくなっており、日曜日は簡単な手術もできなくなった。これでは脳外科の売り上げは下がる一方である。
この方の場合は、転倒。脳挫傷、硬膜下血腫、寝たきりからの深部静脈血栓症。それを溶かそうとしたら、大量の頭蓋内出血、後で聞いたら外傷性の後大脳動脈の動脈瘤の破裂と判明。まあ、時間外労働を日曜日に6時間は行った。ばたついたが20時には自宅(岡山市)へ。

11月11日(月)福岡に朝から出張。

11月12日(火) 夕方、ある病院の先生と話をした。
自分の売り上げの10%が給料の病院があるらしい。MRIは一回撮れば1620点、所見付け450点、合計2070点、CTは1020点+450点で1470点、自分のオーダーでは毎日MRI3名。CT3名は撮る。それだけで、3540円の6人分で20000円ぐらい。
それに薬、受診料などをいれて一日4万円ぐらい。毎日の外来で7万円から8万円。一日30名ぐらいが週に4日。外来だけで月に30万円。それに慢性硬膜下血腫のオペが10200点、週に1名はやっている。その入院料もいれて、週に20万から30万円だが、開頭血腫除去術は42000点ぐらいなのでそれも月に1例はやるだろう。そうなると、脳梗塞をいれると入院患者は毎月15名ぐらいは、入退院を繰り返している。それらを入れると一日の入院料だけで一日平均ひとりで5万円はいる。12名で1日60万円+手術料金。それは30日なので180万円、外来も含めると自分の給料は毎月200万円はすぐに越してしまうが、病院は大丈夫か? 額面が毎月200万は超してしまう。年間なら売り上げなので2400万円になる。ボーナスなどは不要。普通にそれに外勤が週に一回入れば、半日なら4-6万であろう。
月に16万円ぐらい加わる。年換算では240万円ぐらい加わる。

11月13日(水)15時頃、外来をしていると医局から電話、大学からの外来、当直の手伝いにきてくれる医師2名が1月末で終了。4月からは新しい医師が来てくれるらしい。懸案だった隣の市の大学の講義も別病院の脳外科医がしてくれることになったような。
それと、自分のことについてお話。やや驚いたお話だった。

11月16日()外来日でもなかったが、午前中から脳梗塞1名入院させて、頭痛をみて、頭部外傷をみて病棟をみて、昼ご飯も食べずに15時過ぎに漸く岡山市内のホテルでの同門会に出席した。新教授の講演で「医局からの電話がかかってくるとハッとする」というスライドがでたが、まさに13日に電話をかけてきた医局長と最後に話をして、私の老い先短い、医師としての将来について、少しお話をした。
今の病院に来たことで、ようやく自分も医局人事の一部分に入ったことがわかるお話。自分の働いていた前の病院も、形の上では自分は医局人事で抜けたことになっているので、大学から1名、若い常勤医師が派遣になったので、前の病院としても、私が今働いている病院にしても、結果オーライであろう。当院の前任者は私が来るまで、「常勤医師が来てくれなかったので、辞めるに辞められなかった」ので、大変でした。などつらつら考えた。

11月17日()朝から自宅(岡山市)から真庭ベースキャンプ(アパートの別称)に。そして病院へ。留守中に入院した患者さんの回診。さらには急に退院した人達のサマリー、オペ記録を書いて、早めにMBC(真庭ベースキャンプ:アパートの別称)に帰った。
トイレの掃除など、少しきれいにした。夜は頑張って脳外科専門医の単位のとれる講習を2個聞いた。後、もう一つ聞いて、現場での2個と加えて、5点はゲットできそう。FD講習も感染の講義も聴いても良い。何とかできるだけ取っておかないと面倒なことになりそう。

11月18日(月)火曜日に2名が転院というか帰院してくるので段取りをした。自分の専門医の資格というか、更新に講習をうけないと行けない資格は、合計7個あると判明。大変なわけである。大学からの若い先生がたには、まずは脳外科の専門医を取って、それを足がかりに、次へつなげてほしい。夕方は地域研修の研修医のための歓送迎会あり。○ル・○ーボロに行った。前菜だけでお腹いっぱい。疲れが出ていたが久しぶりにビールを飲んだ。

11月19日(火)夕方になんとか今年初めて灯油を買ってきて、ファンヒーターを動かしてみた。すぐに室温が上がり暑すぎる。普段より2週間は遅い。温暖化である。
新しいMAZDA2はリッター18.5kmの燃費。以前の同じエンジンのFFの基本車種は23km走ったので、だいぶ高級になった分、燃費は悪いかも。
別件で、17時15分に走っていて後ろから追突されて、追突した車は逃走したと言う患者さんが救急搬送されてきた。車は証拠品として警察が持っていったような。車種もわかっていて車載カメラもあるので、捕まるでしょう。副当直で院外待機の予定だったが、お仕事をしました。新しいアパートを探しているが、今度は街中で生活がしたい。20時になったら、まわりが真っ暗な田舎ライフも楽しかったが。
救急科専門医の更新のOKのメールが来た。学会と専門医機構の二重手続きがめんどくさい。

11月20日(水)以外と外来患者は少なかった。1名転院してきた。もう一人は手違いで翌日に延びてしまった。前病院のMSWが家族に連絡していなかったというお粗末なお話であった。そんなミスは医師になって初めて聞いた。夜は脳外科専門医の単位を2つ取った。これで自分としては取れるだけ取った。FD講習と感染症に関してであった。6単位はあるはず。次は認知症学会のほう。別件で脳ドック学会認定医のメールが来た。

11月21日(木)本来は、大学から若い先生が来る予定が、その先生自体が米国で学会発表で休みであった。その連絡が遅れたため、その先生自体が自分の不在の時に2名MRIを入れてあった。さらに別口から予約が入っていた。認知症と思っていてMRIの予約が入っていた人が両側慢性硬膜下血腫だったので急遽、入院してもらった。留守の先生の代わりに副当直になった。あれもこれも、印象としては滅茶苦茶忙しい。

11月22日(金)午前中外来、13時に交通事故の人のMRI説明、14時に退院の人に説明。15時からオペ予定が、なんと職員が2名コロナになって手術が並列でできないとのことで16時入室になった。それがまた、高齢の方、真庭市では、90才以上の方を高齢者と自分は定義しているが、その方が不随意運動で首を動かし続けるので、鎮静などで1時間は入室しても局麻の手術ができず、結局19時までかかった。車の一ヶ月点検はあらかじめ断っていて良かった。自宅(岡山市)に帰ったのは21時すぎとなった。働き方改革は無理な話である。

11月23日()朝9時半から、車の一ヶ月点検。実際は2か月になってしまったが行った。そのまま75km走って病院へ。病棟の術後患者のドレーン抜いたり、前日の病棟でのベッドから転落の人の指示などバタバタした。一旦MBC(真庭ベースキャンプ:アパートの別称)に帰り休憩。夜は、また医局にでてサマリーなど書類を書いた。夜仕事から帰るとき22時前だが、なんと5度であった。急に冬になりました。日本は秋が無くなった感じ。日本は、「短い春、夏、真夏、夏、短い秋、そして急激に寒くなる長い冬」と季節は6分割された感じ。真夏の後にまた夏が来て、それがしばらく続いて、その後に、短い従来の秋がきて、長い冬に入るという感じ。
頭痛学会の段取りをしていて、朝7時半からの専門医用の講習が、2日目はすでにいっぱいになっていた。まあ当日の朝に現地にそのときに行って、大抵「席は空いている」ので現地料金8000円払えばはいれるだろう。あらかじめの予約が5000円なので、だいぶ金額が違う。以前も、予約が一杯の時、直接現場に行って入れた経験がある。予約が200名なのですぐにいっぱいになるだろう。会場は結構広いので、現実は250名でも入ると思う。
認知症学会のオンデマンドの聞けるのを調べた。福島は自分の場所からは遠いので行けない。以前はネットで聞けないので、一生懸命行っていた時代があった。

11月24日()朝8時半から日直、後は副当直。まあ、一日かけてガーゼ交換からなにから、仕事した。
11月25日(月)外来は裏の予約のみなので午前に3名のみ。後は、患者家族へ説明、そのほか、メチャクチャ忙しかった。18時半からバドミントン、買い物に行ったので遅れて行ったが、12名でコートを3面はってダブルスの試合をしたが、6名が中学生。要は職員の息子、娘さんと彼らの友人。他は別の職場の人達、自分の職場からはバドミントンは自分を除けたら1名もいなくなってしまった。要は病院職員でバドミントンに来ているのは自分だけである。そのために自分がヨネックスのエアロセンサー700を供給しているが、中学生には高級すぎる。なんか「病院職員の気晴らし」のためのバドミントンが、変質した感じ。
最初から来ていた人はもう自分だけしかいない。良く来ていた職員達も 他からの女性独身保育士さん3名が来て、その3名とそれぞれ先月、先々月に結婚してしまった。新婚さんになれば皆来なくなる。いわゆる「潮時」をすこしずつ感じる。楽しかったので、もう良いかという感じ。自分自身も左足の三角靱帯損傷も少しずつ改善して、体重は増えたがバドで試合が出来るようになったので、まずまず。
11月26日(火)有休を取った。今日は、3月3日に年券を購入した旭川北漁協に初めてフライアングリングに行った。昼から雨なので、自分が教えてもらったポイントを同行してくれた人に教えてあげたが、ポイントへの入り方はそのひとが別の道を発見してくれて、ほんとによかった。自分も2回しかいったことがない秘密のポイントだったので、ハイシーズンにまた行きたい。その後は雨がどんどん降ってきて、撤退となった。

※旭川北漁協は今年から「にじます」なら1月1日から12月末まで釣って良くなった。
自分は3月3日に年券を5000円で購入して、初めて行った。忙しかった1年だった。

帰ってきて寝不足で一寝入り。起きても、身体が冷えた感じがあり熱い風呂に入って、漸く、人心地ついた。
20時過ぎから病院へ行き、定期処方、外来予約2名。主治医意見書1名。脳ドック結果まとめ1名などをして、23時には真庭ベースキャンプ(アパートの別称)に帰った。21時47分には真庭市も揺れを感じた。長い一日だった。

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