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私生活 2021年9月

9月1日(水)個人的には,落ち着いた.真庭に幽閉は最低9月22日までは続く予定.自宅(岡山市)には帰れないので「洗濯物」の段取りといっても,洗剤買って来て,すぐ近くにあるコインランドリーにもっていくだけだろう.
9月2日(木)久しぶりに研修医に症例提示した.1ヶ月半は休んでいた.徐々に元の生活に戻ってきた.

9月4日()朝から大山近傍の独立河川に.ヘロヘロに疲れた.毎回初めての場所に連れて行っていただくという感じ.結局3匹釣れておしまい.これは別記事に.

9月5日()休養日.身体が動かない感じ.前日の釣りで,汗だくになったので釣り用の紺色のシャツと白の下着を洗剤付けて,洗面所につけ込んでおいた.そうすれば,翌日きれいに洗えて良いかもとの考えてのこと.なんと翌日の朝みると,青の色がうっすらと水に出て,白のシャツがうっすらと青色に染まっていた.短時間に洗ってしまえば良かったと判明.単純な籠城生活にも色々ある.

9月6日(月)病棟が困ったことになっていた.大学病院に電話して,大学からの手伝いの先生には休んでもらうように連絡.さらに転院予定の患者さんの段取りなどで一日中バタバタした.

9月8日(水)午後からは,本来なら,姫路の病院に手技の見学に行くべく代休を取っていた.そのために,午後の外来はあらかじめ閉めて,午前にまとめて朝から頑張ってみるつもりだった.結果として午後の時間があいたので,大雨のなか高速道路を通って鳥取へ.途中で大雨でスリップしそう.速度を落として走行していたら,前方で事故車あり.前のボンネットがつぶれている自損事故.スリップしたのだろう.自分がならなくて本当によかった.2車線拡大の工事などで右へ左へ移動して,狭いところもあるのでホントに危なかった.
高速降りて鳥取側にはいり,山の中に入ると,沢山の小猿が道を横断していた.20 匹ぐらいは全部でいたか?まあ,鳥取県は野生の王国なので驚かない.前回はイノシシ,タヌキ,鹿とみた.川は茶色の濁流で激流.水量多め.初めての場所なので降りて上がれる場所を確認すべく行ったり来たり.スマホで写真を撮るのは,ホントに役立つ.後でグーグルのストリートビューと合わせてみて,場所が確認できる.里川なので一見まったく問題はない.問題は,道路から橋に向かっていく途中にイノシシ避けの柵がはってあり,それを乗り越えて入っていくのは気が引ける.そこで,降りられる場所,上がってこれる場所の確認である.その後は,計画を立てて撤退.代休を無事消化した.

引きこもりでX(真庭赴任時体重)kg+4.2kgも太っていることが判明.痩せないと.服が着られないのと腰痛が出て困る.
下記のものが他の腰のベルトと比べてダントツに楽.
問題は楽天とアマゾンでは価格が大分異なること.
ものによっては楽天が安いこともあるので,どちらも調べないといけない.

 

9月11日()朝から外来.夕方は翌日の初めて行く鳥取県の川の地図をgoogle mapのストリートビューで,何回も確認.問題は体力低下.

9月12日()朝5時起きに,鳥取県にフライアングリング.(これは別記事に).
フライアングリング当日に体重がX(真庭赴任時体重)kg+4.6kgと増えていてどうしてか.夕方は真庭に来て丸5年.はじめてコインランドリーで洗濯物をしてみた.12kg,17kgと結構装置がでかい.となりに4.5kgの家庭用というのがあって200円であった.はじめてなので12kgのドラム?にいれた.31分かかる.その間に夕食の買い出し.帰って来て乾燥器に10分.フライ用の分厚い靴下は生乾きだが,他は問題なし.それは真庭ベースキャンプ(アパートの別称)に持って帰って干してなんとかなった.合計400円要った.まあ次回は4.5kgのほうでやれば100円は安い.

9月13日(月)今週は,メチャクチャというほどでもないが,月火の手伝いの医師,火水の医師,木曜日の医師が皆さんお休み.一週間,ひとりぼっちで延延と仕事.
と言っても,薬だけのヒトが多い.最近は,各科の入院患者さんには「元の疾患+認知症」という感じで,認知症はマクドナルドの「セットのポテト」のように一緒についてくる.認知症の専門医をとったことで,その人達の不穏,大声,イライラ,夜間譫妄などのコントロールの依頼がたくさんくる.MRIなどもみても,血管性認知症を合併しているので,易怒性もあるのならこれなどこちらが処方している.主治医の患者以外にも,数名は余分に処方している.病棟のスタッフは楽にはなったのではないかと思う.少しは役だったかしら.
まあ,急患,新入院,外来新患などは取らない週だったので,いろいろできた.
9月18日(土)台風通過の雨の中,大山方面にフライアングリング,大山の北東側は雨.南側は晴れというか台風もすぎつつあったためか.お勉強になった.
9月19日()ヘトヘトに疲れて一日休憩.それと部屋の掃除.真庭ベースキャンプ(アパートの別称)も,5年間すむと,もう長年すんだ自室という感じ.自宅(岡山市)の自室は6畳だけで机,本棚,コンピュータでおしまいだが,こちらの自室はコンピューターと趣味の道具ばかりである.大掃除も自宅(岡山市)なら年末など時にするが,真庭ベースキャンプ(アパートの別称)ではよっぽどのことがないとしない.PCの机周りを片付けてその下の掃除など,大掃除とゴミ捨てなど,時間がある時にできた.
9月22日(水)外来.
9月23日(敬老の日,この日は鳥取に遠征.朝,6時起きて,8時には釣り場に到着,曇り時に雨,なんとかこの日はおもしろかった.(フライアングリングに関しては,(別記事に),帰りに千屋牛を買って,3週間ぶりに自宅(岡山市)に帰る.慣れていない道を通って帰っていると,なんと後ろからバイクに乗った警察が止るようにいう.なんと「一時停止違反」とのこと.いったいどこの話?.わからなかったので,違反切符を切られ7000円とのこと.時間がない自分はクレジットカードをだして,「これでお願いします」と話をすると,カード払いは出来ませんとのこと.「いつになったら,警察は利便性があがるのか.こっちは,お金より時間のほうが大事なのでなんとか改善できませんか.毎回,忙しいなか,郵便局に行くのは大変なので毎回なんとかしてくれとこちらは言っている.(警察はだめな組織.そもそもが,一時停止の前にとまって待っていたら,違反もしないですんでいただろう.それを陰に隠れて違反するまで待ってから出てくるのは,たとえれば,医師がいまなら治せると言うときは何もせず,治療しても後遺症が残るまで待ってから,ゆっくり治療を開始して,患者がダメになってから,すみませんねぇ,そういう風になってますのでと,ゆるやかな笑顔を浮かべながら,患者および家族に説明するダメ医師そのもの)と,自分は心のなかでグチ,あるいは本当の正論を述べた.
ということで,なんとか自宅(岡山市)にかえりついて,おいしい肉を焼いて食べた.
この日は,息子が手術をした翌日.また手術翌日で祝日にもかかわらず,外来で,術後翌日の状態を診察していただいた.さらに翌日も見ていただいた.
当日は,自分が3週間の幽閉期間を終えたあとなので,開放感は十分あった.

9月24日(金)午前中外来,その後,会議,その後回診,その後脳ドック,その後,別の会議.ところで,緊急事態宣言はいつあけたのか? あけるのか? 真庭ベースキャンプ(アパートの別称)と病院とフライアングリングの毎日で,世の中のことから「隔離」されている.まあ,真庭に来て丸5年のアニバーサリーである.

9月25日()外来.
9月26日()また鳥取の川へ,12時過ぎまでやって,降り口の帰り道までも短距離で帰れた.全く当たりも無くすぐに撤収.自宅(岡山市)へ.
9月27日(月)朝は自宅(岡山市)から,真庭へ.外来.漸く,手伝いの先生が来てくれた.情報提供書など書けた.
9月28日(火)久しぶりに慢性硬膜下血腫の手術をした.

この9月末で,真庭に来て丸5年経過した.
今までは,十分働いたし,遊んだ.まあ,セカンドキャリアをどうするかを考え中.
環境の違いなど計算しないといけない要素が多い.これは別記事に.

別件ながら,この9月は近辺は大変だったが,まわりはまた別の経過であった.
9月末で,「マンボウ」も「緊急事態宣言」も解除されると判明.
岡山県の感染者数も
9月27日2名
9月28日4名
9月29日17名
9月30日10名と急激な減少となっている.
これの原因はなにか.多くの人が類推をしている.
自分も類推を書いておこう.

それと9月末で,4名の専攻医の先生がやめて,10月からは次の先生達が5名くる.
彼らは内科専攻なので脳外科の自分にはあまり関係がないが,
脳外科疾患で入院してきてもイレウスとか下肢の動脈塞栓などそれぞれの先生には助けられた.ありがたかった.
やはり数は力と思う.
また,初期研修医も一か月毎で2,3名が来るが,自分の気晴らしもかねて脳外科カンファをしてあげているが,正直,自分としては飽きた.
それでもしてあげているが,別に初期研修医が望んでいるかどうかは別の話.
潮時かも.
丸5年経過して,途中から脳外科カンファを始めたが,もう新ネタはない.

それと,自分もなにかヒトを評価しないといけない時に,最近は
自分の評価でその人の給料から対外的な評価まで決まる事になる経験をいくつかした後では,自分に害が及ばない限りは,「最大限の最高の評価に丸をする」ようにしている.
ヒトにやさしく,自分にはもっと優しくということになるが,いつの頃からかそのようになった.

自分の「脳外カンファ」にも10点満点で8点とかもっと厳しい点数を付けてくる初期研修医がいるが,こちらがどれだけ時間を割いてやってあげたか等はまだ医師になって2年経っていない研修医にはそこまで頭が回らないであろう.
自分も若い頃はそうだったので間違い無い.誰か,他の人が自分のために何かをしてくれているなどは気が回らなかった.

昔は,ホテルのサービスなどのアンケートには5点中3点などを平気でつけていたが,
いつの頃からか,全く問題がなければ,全部5点を付けるようにもなっている.
やさしくなったと言うよりは,「丸くなった」というところ.
気持ちも体型も・・・・

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