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撤退戦略 その1

最近、Audibleで聞いた本で、切実なものがあった。

半分、減らす

生活習慣:
1) MBC(真庭ベースキャンプ:アパートの別称)のものを半分に減らす。
2)  とにかくたべない。まずは間食しない。22時以降は食べない。
この二つを実践する。
上記が習慣になるようにしてから、他のことをする。

仕事:
1)専門医資格更新:これが最後の更新時期である。
2024年初めの脳外科専門医、救急の専門医は更新するが救急はその5年で最後にする。
既に、脳外科は単位を全部終了。後は手続きだけ。
救急は今年1年記録すればOkである。
救急は秋から単位を取って、年内に終了する。
その後は、救急は学会は出ないで会費だけはらって、終了にする。それでも数万円は消える。学会は参加しないので、それの費用は浮く。
縮小していく。すでに学会も年に2,3個ずつは減らしている。
頭痛学会は2027年8月末まである。これはほぼ全部出席している。
後2回は学会にでるので、良いであろう。
脳卒中学会は2024年3月までであるが、すでに点数は達成している。
2023年に15点あるので、すでに60点はある。それで自分の単位があるので、
病院もPSC(一次脳卒中センター)の資格を更新できる。
新しく取った認知症学会も全部出席、セミナーも聞いているので、
大丈夫であろう。
産業医の資格は7月3日に申し込んだらOKであろう。
これは危険が伴う。これだけが心配。

2)給料は下がっても良いので、仕事を減らすにはどうするか。
(1)自分の外来患者さんを減らす。
しかし病院全体の患者さんが減ると収益が低下するので、他の人達の給料の原資がなくなる。脳外科の薬は終了して、後は「高血圧、脂質異常症だけの患者さんは、他の医師へ紹介」させていただく。まあ、慣れた医者で、こちらが良いと訴える患者さんも多いが、「なにかあれば、またこちらでわたくしが診させていただきます」と丁寧に真実を説明する。皆、「なにか起きた時のために、こちらにかかっている」状態ので、そのときは、こちらが出張っていくと説明があれば安心するであろう。
まずは、これを実践することから始める。他の医師が自分の外来患者の1/3程度しか、外来患者数が無いという事実はおかしい。経験値も診断能力にも差があるのは仕方が無いので、「誰がみても大丈夫」というところまでこちらが診療してからの紹介になる。
まずはこれをする。近くの開業医に紹介というと一般的には良いような気がするが、近くの開業医の先生方はほぼ全員75歳以上なので、紹介されると「困る」状況である。よほど、なにもない人でないと困る。
(2)副当直22時までを院外にする。
以前は、朝まで当直は2名でしていた。副当直も朝までだったのが、田舎なので夜は22時までなった。夜中に「飲み会」などはこちらではない。タクシーも24時には終了で、こなくなる。タクシー使って飲みに行けば、片道4500円ぐらいになる。中山間地域のメインの飲み会は日曜日の昼である。そんなこんなで夜中には、まず、救急は来ない。別に院外呼び出しも選択肢としては、ある。それは一銭にもならない。ただのオンコールの当番と同じ扱いで、全く一銭にもならない。自分は夜は毎日、診療情報提供書、診断書、裁判の意見書など書き物を23時まではしている。それは一銭にもならない。ということで7月から副当直4回は全部、院外にすることした。22時まで院内なら、いくらもらえているかも知らないままである。また確認してみよう。4.5時間×4回=18時間。18時間も自分のために、自分の溜まっている仕事のために時間が毎月、割くことができれば、ストレスはだいぶ減る。おそらく、溜まってくる仕事は無くなるのではないか。他の病院職員にはない業務である。
(3)

3)出費を減らす
子供も働き出して給料をもらいだしたので、子育て費用は不要になった。学会はだいぶ退会した。次はどうするか。出費を検討すること。

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