金銭管理

金銭管理 その2 

2月27日(土)興味と趣味でみている日経株価が史上10番目の下落で1200円ぐらい下がった.多くの説明者たちが一斉に「バブルは終わった」と説明している.本当か? それまでは今の株価は1990年とは状況が違うので,バブルではないとたくさんのヒトが説明していた.米国のダウが史上最高の値をつけても,まだバブルでは無いと説明していた.しかし4月-6月には暴落すると説明していた.多くのデータを持っている人達が,皆.後付けで説明している.個人的には3万前後を行ったり来たりして,オリンピックの中止?が3月末に発表になって,「もういいでしょう」となって暴落していくと思っている.識者たちの共通の認識は「実態が伴わないので,いずれ下がる」までは一致している.多くのファンドマネージャー達が現金化して,次はどうなるか待っている状況.ということはこれからドンドン上がるなどはどこの誰も信じていない.
自分も上がっても日銀の介入がこの1か月無かったとかの記事を読んでも,これ以上上がるには別の要素が必要と思っている.
AIが分析して売りに回れば,あっという間に下がるであろう.
そのとき各国の中央銀行がどう出るかで決まりそう.
あっという間にコロナが収束する可能性も出てきているので,違う見方もでるかも.

自分としては,「下がったら買い,上がったら売り」のお祭り騒ぎに参加するのが良いか
逆に「上がったら空売り,下がったら買い戻し」」で参加するのが良いか,付かず離れずで様子見である.急激に上がれば「ショートポジション(売りから入って買い戻し)」の率がいつも上がる.
ところで,個人的に調べてみた.
89年末に38000円まで上がった.その後,徐々に下がったが3万円台を維持した.
その間あがったり下がったりして,その後暴落一方になった様な.
上がりすぎに対して,金利の上昇などで間接的な介入はいつものこと.
日本のバブルがはじけたのは1990年2月と記事で読んだことがある.
金余り日本が,米国の高層ビルを買いあさったのが1990年の話.
自分は,その当時,米国で研究で生活をしていたので,ロサンゼルスに行った時,
郊外からみえた,高層ビルの9割が日本資産に購入されていた歴史がある.
1993年2月に帰国したときにはバブルも崩壊してネオン街のネオンも全部消えていたのには驚いた.
もちろん,そのときとは大きく異なる現状がある.日銀の介入で下がれば買いが入ること.
そのとき,逃げ切れた投資家は10%いなかったと統計がある.
いずれ暴落すると皆が皆,そのように思っていても逃げ切れない.
大地震がきてしまえば,普段の訓練をしていても,激震地にいては逃げ切れない.

コロナの発症時も,急激に20%以上下げたのはコロナが流行って1か月後近かったと記憶している.
東北大震災の時もセリングクライマックスの時が来るまで2-3週間はかかったはず.
そのときは地震で経済が7%低下すると試算がでていた.
「これはだめだ」と皆が気が付いて,下がるだろうと思って本当に下がるには一ヶ月かかる.2021年も3月末あたりからは,経済の実態もはっきりしてきて一旦下げるだろうことは,世界中のヒトが思っている.
世界中のどこの誰も,これからドンドン上昇などは思っていない.
最近になってCFDという,以前は無かった売買が出来てることを知った.
これと日経先物との大きな違いは,3か月の戻し決算がないこと.
一旦利益の上がるポジションを取れたら,半年後でも持っていられること.
それなら個人でも素人でも,時流に乗れる.
自分はオリンピックの中止か開催かの発表まではあがったり下がったりで,
その次は,その結果に引っ張られる方向であろうと思う.

自分はある値の時に,同時に売りも買いもポジションをとれば,あがったり下がったりするので,うまくすれば両方利益が出ないか一度,やってみたい.
それは,合計では常に利益はゼロだが,日経はあがったり下がったりするものだから,
方向性が上がるなら,ある程度上がったと思うところで売って決算.
そのときは建玉は,マイナスの評価になっている.しかし利益は確保出来たので余力は増えている.そして悪いニュースで下がれば買い戻して決算で,両方で儲けられる???
数日間での取引なら,成り立つと思う.
個人でそのような考えで取引をしているヒトはいるのか不明.
それは「ほどよい価格」の時の戦略だが,いずれ暴落する等,ある意味わかりきっている時は,売りと買いのポジションの比率を分けながら取引をすることになる.
自分がなにげに気が付いたことなので,プロはずっと前からそのようなポジションを取っていると思う.

打ち上げ花火みたいに上がりきったら「売り」は間違いないと皆思っているが,
統計で計算するAIは金相場,REITなどにも分散投資することで,株価,ETFだけで勝負する個人よりは,リスクヘッジができているので資産の下落幅が少ないのは利点.
医師は忙しいので,深入りは厳禁であろう.

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