孤客noグルメ

葡萄の皮を逆から剝く方法 「真庭の逆剝き(まにわのさかむき)」の紹介

2018年に書いたままの記事.アップさせていなかった.
新コロ肺炎でstay homeだったので,
過去の下書きを見たりしていた.
また, Google Analyticsの分析でUser 特性というのがある.
それを初めて調べてみた.
どの時期も一ヶ月ごとで調べると,女性読者が70%以上であった.
下書きの記事だけで50個以上ある.
自分で読んで,女性受けするような楽しいモノを完成させていきます.
2018年の秋に書いたもの.
1年半の時を経て,日の目をみた記事.
写真も撮っていたので,アップしておきます.

 

秋は,葡萄の季節.
近辺でもたくさん取れる.
医局にも外来にも,
どこにも「家でとれた」ブドウの房が沢山置いてある.
秋は,真庭地方の糖尿病患者の血糖値があがり
コントロール不良になるらしい.

自分は,以前からブドウの食べ方が上手で無かった.

それは,
1)普通に房からちぎって,ちぎった中身がみえる方を上にする.

普通はこちらから剝こうとするが,違います.

 

 

2)ちぎって中実がみえる方から四方,八方に皮を開けていく.
そうすると,実が裂けて,汁がでてうまくいかない.
それが,普通の剝き方(むきかた).

ついでに「剝く」が常用漢字.
「剥く」が印刷用の漢字とのこと.

真庭は,田舎なので,オリジナルの「剝く」を使います.

「真庭の逆剝き(まにわのさかむき)」は途中から剝き方が異なる.
1)房からちぎって一つにする.茎がついていた方からは剝きません.

2)ちぎった中身がみえるお尻の部分からではなく,反対側にして,
手前の頭側の部分を少しちぎる.
これは,歯でかじっても良いし,爪で切っても良い.

こちらから剝きます.
3)頭側から四方,八方に剝く.
そうすると,
内側の薄皮が残って,キレイに剝ける.
汁も出ない.卵の薄皮ごと卵に残したような感じ.

その方法で食べると,食感も異なる.
研修医の先生に,その方法で食べてもらうと.
「食感が違う.ブドウというよりはビワを食べている様な感じ」
とのこと.
内側の薄皮が残っているための食感であろう.

自分としては,新しい発見でした.
岡山県北の人の中にも知らない人が多いが,
実行している人も多いので紹介しておきます.

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