孤客noグルメ

参鶏湯なら蒜山にある岡山県トップクラス 木の実 (このみ)

参鶏湯

参鶏湯(さむげたん)という食べ物がある.
知らないヒトも,たくさんいると思う.
自分としては,おいしい.自分もこの数年はじめて食べた感じ.
体調が悪いときは,これを食べると非常に楽になるような気がする.
ニワトリの内臓を抜いて,そこに餅米,高麗人参,クルミ,ナツメ,松の実,ニンニクなどを詰めて,数時間じっくり煮込んだもの.

木の実(このみ)

蒜山(ひるぜん)にある,韓国料理店.
最初は,岡山市内の運動公園のそばにあったとのこと.
おいしい水をもとめて,蒜山の山の上まで移動したとのこと.
そして,水は水道ではなく,地下130メートルまで掘った井戸水を利用しているとのこと.
近辺には「塩釜の冷泉」と呼ばれる日本名水百選(環境省)に認定された冷たいおいしい水が湧くところで有名なところもある.
行き方は,多くのサイトで調べてもらうとして,目安は蒜山高原センターを抜けて,さらに少し上がったところに右側に「ウシ」の像があり,そこを右に曲がって上がっていく.蒜山高原線と地図ではでてくるが,途中でほんとに到着できるのか少し心配になった頃に道の右側にある.夜にしか行ったことが無いのでわからないが,まわりは真っ暗闇なので運転に注意が必要.

以前は,「今働いている病院の医師達が皆若くて元気だった頃」には,毎月まわってくる地域研修の初期研修医をつれて,毎月食べに連れてきてあげていたぐらい頻繁に使っていたお店らしい.
その翌日は,医局が独特のニオイがしていたらしい.
「このみ」と発音するので注意を.

自分は2019年3月18日の送別会が2回目であった.
個人的には道の右脇にある,ウシの像はいつもてみたもの.
それを横目にさらに蒜山大山スカイラインを通って,大山の裏側にフライフィッシングに行っていたため,一回目からよくわかった.

参鶏湯を頼みたかったら,予め2,3日前から予約をしておかないと食べられないような話を聞いている.
個人用なら圧力をかけて,骨が砕ける程度まで柔らかく煮込む.
大勢用なら,じっくり時間をかけて煮込むような.

値段もそれなりで,個人で参鶏湯のみ食べにいくのは困難である.
最低3人ぐらいでいかないと食べきれない.

ということで,料理の写真を上げておきます.

「木の実」の参鶏湯

まずは写真を.

これは,ニワトリが3羽はいっているもの.

メチャクチャ煮込んでいます.
食事会の最初にこれをいつも食べるので,最初は皆一生懸命で,非常に静かである.


肉と中身をほぐして,お椀にいれて,食べる.
骨も柔らかい.骨も全部口の中で壊れてしまう.そのまま食べれてしまう.
とんがった部分は無いので,安心して食べられる.

お約束の焼き肉.プルコギなのか不明だが,毎回これが出る.


下にタマネギが敷き詰めてあり,火をつけて,かきまぜるとこんな感じ.
この肉もおいしい.
おそらくだが,この鉄板に,うどんかご飯かをいれて,シメにして食べたような.


もう一つのお約束の塩タン.

おいしい.なんかパクパクたべてしまいました.

最後のデザートがこれ,ブルーベリーアイスクリーム
これが,常識を覆すすごさ.
ブルーベリーのジャムが載っているかとおもったら,ブルーベリーそのものをシャーベット状にしたもので,冷たくてシャリシャリしておいしい.


一人で行くのは,おすすめしない.
一品料理よりは,参鶏湯と他の料理がおすすめ.

最初に行った時の疑問は,「こんな山の中に店を作って,お客さんはくるのだろうか」
でした.
いくらおいしくても,ヒトがなかなか到達できなければ,料理に到達できない.
それでも,よく考えてみると蒜山には別荘もあり,スキー客などもくる.
自分が心配するような内容ではない.

ということで,県北で一番おいしい参鶏湯のお店でした.

送別会でいきましたが,ちょうどの時期に来た研修医の先生はラッキーであったということでしょう.

 

 

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