院内保育のチラシにのっていた,クリスマスの歌詞.
タイトルは,「赤鼻のトナカイ」
有名な歌で,歌詞も大体は知っている.
トナカイの名前はルドルフだったような.
しかし,AABAのリズム
細かい部分は忘れた.最後は音階が上がるのかそのままかなど
適当に口ずさみながら,仕事をしていた.
なにか,三大クリスマスソングの一つらしい.
それはそれ.
先日の勉強会で,お肉がでた.
真っ赤な肉.
・・・
突然,「赤肉のトナカイ」という歌詞が思いついた.
やや,かわいそうな歌詞になったが,記録を.
「真っ赤なお肉の トナカイさんは いつもみんなの 晩ご飯
でもその年の 勉強会の日 薬屋のオジサンは 言いました.
売れない薬の 宣伝に おまえの肉が 役に立つのさ
いつも泣いてた トナカイさんは そこらのみんなに たべられました」
と言うモノ,最後の行が残酷なので,手直しを
「トナカイが自分の肉がおいしくて,ヒトを喜ばしていたと驚いた」
自分には価値があると納得,覚醒すると言う趣旨にする.
オリジナルの趣旨は,「弱点と思っていた劣等感を感じていた部分が,実はある場面では,長所となって役に立つのだと自分の価値をみいだして,前向きになるという点」
それに沿った歌詞にしないといけない.
最後の節回しは,
「いつも泣いてた トナカイさんは 今宵こそはと 食べられました」
が,オリジナルの趣旨と残酷な食物連鎖,自己犠牲など沢山の含意のある歌詞になった気がする.
あまりheart warmingな歌詞でないので,幼稚園などでは歌えない.
やはりオリジナルは歴史にもまれて,研ぎ澄まされた寓意を秘めていて1000倍はすばらしいと納得した次第.
そもそも,ルドルフの赤鼻のトナカイの生まれた話は,これしかないという,立派な実話から来ているとわかり,いかに自分の浅薄な替え歌がひどいか反省した今年のクリスマス.