非常識のさらに外のヒト達

今まで，「非常識なヒト」には，多く遭遇した．
「現実は小説より奇なり」は，どうしてかは自分はすでによく理解している．

小説では，本物の奇人には書けない．
「非常識なヒト」を小説に書こうとするヒトは，常識人でないといけない．一般的な常識のある人が「これぐらいなら非常識だろう」と思って書く「非常識なヒト」は「常識人が考えた異常人」」なので，常識人には「異常」とわかる．

しかし，本当の現実の中の異常者は，小説，映画，ドラマの中の異常者などとは比較にならない．なぜなら，「非常識なヒトが考える非常識は」通常のひとが「この人は非常識」と思う非常識の壁のさらに外側にいるから．
要は，小説，ドラマの中の非常識は，常識人が考えるもので，
本当の非常識なヒトは，「非常識なヒトが考える言動に基づくもの」なので，根本的に土台が異なる．

そのような「常識人が考える非常識のさらに外側にいるヒト」が真の異常者となる．

現実は，だから興味深いしおもしろいし，飽きないのだろう．
しかし，振り回されることは間違い無し．

通常の非常識なヒトの例
１）ゴミのポイ捨てをする．
２）時間を守らない．
３）責任転嫁をする．
など，「本当の異常者はこんな低いレベルの非常識なことはしない」
これは「困るヒト」レベルなので，探せばまわりには，大勢，掃いて捨てるほど存在する．
「本物の非常識の壁を突破した者」は，全く，異質な行動を取る．
境界型パーソナリティー障害などは，分析もされている．
それらにあてはまらない「病的」と言うのをさらに越えたヒト達を，今後，列挙していきたい．