やはり，記録がないと，一体自分は何をしていたか，あっという間に忘れてしまう．また自分の周辺でなにが起きていたかも，全部忘れて行ってしまう．
4月後半の記録もないと，記憶にも残っていない．
その理由は，１）毎日の雑用が大変で，やっつけ仕事ばかりで覚えるような仕事がない．２）次の日のことばかりリストを作って，自分がしたことは忘れないと次の日が迎えられない．３）要は，すべきことが多すぎる．記録するほどのものかどうか．
4月28日に湯原温泉病院でコロナのクラスターが発生した．患者17名．職員1名
自分の驚きは105床の病院で入院患者が49名と病院のHPでみたこと．
入院患者数が少なすぎる．これでは毎年，毎月，赤字ではないかと思った．
他の職員128名はPCR陰性と出ていた．
真庭の市立病院としては，場所，規模，人員ともにどうしたものかというところ．
湯原温泉病院は平成の合併前は，湯原町立病院だった．それが立て直して，真庭市の唯一の公的病院となった．
瀬戸内市民病院も邑久町立病院を瀬戸内市民病院に格上げした．
問題は，合併して，距離的にも市の中心に「市民」病院が出来れば問題は全くない．
しかし，平成の大合併などで，幾つかの町が合併した場合，「町立」病院を持っている町の病院を「市立」に格上げするのが，一番，手っ取り早い．そのロケーションが市の中心，交通の中心地なら問題はないが，外れにあると市民になった他の旧町民は，その恩恵を被らない．なおかつ病院自体は「赤字」を垂れ流すことになる．他の旧町民は遠くて行くことの無い「市立」病院のために税金を払い続けることになる．潤沢な資金と増え続ける人口が無い限り，そのスキームはいずれ破綻する．わかっていても，選択肢は一択しかなかったのは事実．
要は，人口5万ぐらいから新しく合併した弱小都市に共通する「崩壊への時限爆弾」みたいなものであろう．
問題はコロナ感染者が岡山県は急激に増加したこと，連日110人ぐらい出ている．
5月1日（土）昼まで仕事．その後は，考えていた最近（サイチカ：自分が呼ぶ名前）川に行った．思惑は外れた．（これは別記事）
5月2日（日）朝から雨，どこにフライアングリング行くか朝から考えた．県北からさらに蒜山まで行けば晴れているかも．高速に乗って途中の蒜山SAで休憩した．駐車場は車で一杯．ナンバープレートをみると，京都，大阪，神戸など関西圏から沢山来られている．そこから降りて，旭川北漁協の漁券を買おうと店に行ったらお休みだった．
そんなこんなで，下道を新庄を回って真庭ベースキャンプ（アパートの別称）に帰ってきた．一人でドライブ．夕方は，近くの旭川本流に行くと，ベテランさんがダブルハンドで釣っていたので，最新システムを教えてもらった．偶然だったが大分知識が増えた．技術は教えていただいたが，これからであろう．
自家融着テープが必要と判明していたので，購入していたが，自分の購入したscoth社のテープは硬すぎて使えなかった．nitto社制が良い．
5月3日（月）憲法記念日．朝7時から旭川本流．全く当たりも無し．そのまま病院へ仕事．その後，自宅（岡山市）に帰宅．途中で高速道の真庭ＰＡに寄ってみた．岡山，鳥取，広島，香川の車が多い．その後，岡山ＳＡに寄ってみた．驚きの県外ナンバー．水戸とか湘南とか，ものすごい遠くからの車が大勢押し寄せてきていた．個人的な印象としては，今年のGWは，「全く自粛はしていない」と言うこと．自宅（岡山市）で休憩．車の移動時間が長い日は，アマゾンのAudibleで「本を聞きながら」移動している．
5月4日（火）昼にクレドのお店へ．自分の好きなコロンビアのシャツの新シリーズが，かつての復刻版のような形状．実ショップは，色も形も揃っていない．以前に香港？で購入したシャツとほぼ同じギミック．それ以降の日本で発売していたシャツは簡易版であった．
それが，ほぼフルスペックで発売されていた．1枚購入したい．
5月5日（水）朝8時前から本流に．スウィッチロッドで夕方5時まで頑張ったが，全く当たりらしい当たりもない．ヘロヘロに疲れて一日が終了．ストレスがたまりました．これは別記事に．なんでそこでルアーで30cm上のニセサツキが13本も上がったか，10年に一回あるかないかの奇跡のような話を聞いた．
5月6日（木）若い医師が一挙に5名も増えた．それは良いが，困ることもある．医局の電カルをみるPCが，4台しかない．朝は自分は使えない．勿論時間をずらせば使えるが，行動様式は皆,似たり寄ったり．そこで，聞いてみた．富士通の電カルは，一つ増やすごとに，費用が発生した記憶がある．ソフトウェア（会社名）の電カルはどうか．どうも，費用は発生しないような．それなら自分のデスクに電カル用の安いPCを買おう．条件はOSにWindows pro 10が入って，後はOfficeのワードとエクセルが最低入っていないとダメ．メルカリで探して企業のリース落ちのようなSSDが入った早いモノが27000円だったので，早速購入．激安．
それと「エラそうで偉くないヒト」で，今風に言えば「上からモノを言うヒト」が紹介状を持って受診したいとのことだったが，段取りをした．おとなの対応．
5月7日（金）メルカリでオーダーしたPCが，翌日届いた．モニターは2面使っているものの一つをそちらに変更．後は事務に電カル設定を依頼．この日はMIT（地域のケーブルテレビ）の依頼を受けて，どのように20分の番組を作るかのシナリオを作った．24時までかかった．大変．
5月8日（土）午前中外来．15時まで仕事．その後はフライアングリング．あるポイントに行くと，大きな車で来ていたルアーマンに話を聞くとニジマス一匹，アマゴ一匹がそこで釣れたような．なんか皆さん立派．
岡山県はコロナが180人ぐらいでたような．この日だったかどうだったか．
岡山県の聖火リレーは5月19，20日ぐらいではなかったか．するのか？
オリンピックはするのか？？？
5月9日（日）朝から，本流でフライアングリング．「ウンともスン」とも言わず，あっさり終了．この日は「清めのしお」をアマゾンで購入．ほんとに何でも売っている．
中古品にものすごく興味がわいて，樂天で21.5インチのモニターを8800円で購入．購入したのは，IO-DATA製ですが，
DEll製も沢山ある．
以前と比べたらモニターも安くなった．激安．出費があまりないので日本の物価がデフレになっているのが実感できる．要は，モノが余っている状態．作りすぎと思う．
17時半から副当直．書類を書いたりした．
5月10日（月）朝から外来．まずは地域のケーブルテレビに撮影の時刻の連絡．
密にならないように画像を撮るにはどうしたらよいか，悩みは多い．
自分が考えて，自分が撮影してもらうほうが，何倍もラク．
自分は写らないので，どのように7名の時刻を合わせて撮影に来てもらうか．
5月11日（火）動画の設定．今になってわからないことが一杯．知識がなさすぎ．
C-AFはcontinuous AFなのはわかるが，常に勝手に合わせてくれているわけではない．
シャッターボタンを半押ししている間 合わせ続けるとのこと．
M-IS:ムービーIS1 センサーシフト式と電子式の両方の補正を使う．
大きな失敗は，4秒に設定したショートクリップになっていたこと．
ケーブルテレビの人が４Kは編集が無理とのことだったので，
FHDにして30 PSにしてビットレートをノーマルにしたまでは良かったが，
1，2，4，8秒しか設定できないものを選んでいた．
その場でみる再生の仕方もほぼ分かった．
17時前からプロのヒト達のインタビューと撮影で5名の医師が返答．
意外に簡単に終わって，尺がとれなかった．
やはりうまくいかないもの．
自分は私服の時と白衣の時が撮りたかったが，時間の都合でうまくいかない．
まあ翌日には上記のミスで，「4秒しか撮れていないもの」が4本できた．
5月12日（水）5月から変速の外来時間になった．11時から12までと15時から17時まで．
それは，14時から15時まで脳ドックが入るため．まあ，午前中に6人でも診察できれば，
少しは楽．特に脳ドックが毎日入るわけでも無いので楽．
5名の先生の撮影状況のロケハンもした．夜はカメラで動画の設定の再確認．カメラの設定，撮った後ですぐに確認するやり方など再確認．夜まであれもこれもお勉強した．
Auto focusが結構めんどくさい．設定したらそこで止めて置く方が良いような気もする．
5月13日（木）昼間から，仕事の合間を縫って，5分，10分と5名の先生の場面を，模擬患者に事務の人に御願いして，なんとかできた．「一日の長」とはよく言ったもので，1日前には全くうまくいかなかったものが，あっという間に何気なく出来て見事にうまくいきました．後は，集合動画を撮ること．外来の予約システムと会計システムがようやくわかった．
会計の機会に診察券をあてて，クレジットカードをいれる．そのとき，領収書ともう一枚，紙がでる．それを横に持っていって「処方箋」をもらう．
5月14日（金）午前中外来，午後も，脳ドックの間に麻痺のヒト，半盲のヒトと紹介されてきた．それらの情報提供書，他の患者さんの警察への報告書などを書いたり，あれもこれもしながら副当直で22時まで仕事.その後は，NK大学の講義用の資料をメールで送った．そのときメールを見ると，なんと認知症学会から，専門医試験は「合格」とメールが来ていた．次は移行試験を7月18日に受けないといけない．お楽しみはまだまだ続く．
5月15日（土）この日は，8時からさらに5名の医師の撮影．これで最低限の撮影は終了．
あとは，地域のケーブルテレビに,そのデータを渡すのが，自分にあてがわれた仕事の内容．5名の揃っての画像がなんとか取れた．次は，13時からは病院の停電なので，その後で撮影をすると説明をした．自分は「13時から病院は停電なので，それまでに仕事を済ましておく様に．」と説明していた．しかし1名の医師が昼から用事があるとのことで，それなら，とにかく仕事をすまして，済んだら集まるように説明をした．
12時40分には三々五々，医局に帰ってきた．自分はすでに何日も前からロケハンをしており，正味の時間は5分で済むのはわかっていた．なんとか撮影を始めると，医局長が13時から停電なので，その後でしてくれませんか」と怒って玄関から飛び出してきた．「数分で済むよ」と説明した．その後，院長までが飛び出してきた．
どうも，脳天気で病院の3年に一回の全館停電の電気の検査の時間もしらない，脳天気な脳外科医が,本業もサボって,病院でも見ることの出来ない地域のケーブルテレビのために若い自分の科の医師の大事な時間を使って，お遊びをしていると,内心の怒りが表にでていて，非常に滑稽でおもしろかった．
こちらは，「真庭医師会が困っているので助けてあげた」のであって，
自分が準備をして20分カメラの前のでしゃべるほうが100倍楽であるが，あえて，新企画を出してあげたが．「本業に差し支えるのに,なぜ協力するのか」と非難めいた質問をうけた．個人的には，僻地の手術も出来ない（麻酔科の常勤がいない．時間外の呼び出しの看護師もいないなど）病院での本業など，自分の身につけた技術，能力，知識の1/3もあればできる．だから，他のことも出来る環境なので自分にとっては天国ということ．
また動画は自分の得意分野の一つで，台北であったアジア救急医学会でも発表してきたし，
それをまとめてE-learning大賞に応募して，厚労大臣賞をもらったこともある．今は動画の時代で，来週からの大学の授業にも動画は一回の授業で，5個は自分で発表してきたものを流すという豪華な授業をする．
まあ，今 Audibleで聞いている
最近でてくるFIRE(financial independent retire early)と言う単語のお勉強．
自分は, 5月14日のメールで，無事に5個目の専門医を取って，retireの準備はほぼ完成．
別にearlyではなくても良いが65才からは徐々に仕事を減らしたい．
まあ，eventfulだった自分の医師人生も第4コーナーを回ったところ．
あとは「社会貢献」であろうが，「経済的な独立」は最低限の条件なので，
5年ぐらいは，本格的に「経済的な独立」を考えよう．
まずは，出費を減らすスタイルの確立と「ETFと債券」での資産形成であろう．
まあ，時間もないのでvolatilityの高いもので，目の前の金額を積み上げる部分はつみあげておかないと．自分の趣味のお金ぐらいは，メインの仕事からの支出でない部分から捻出あしたい．
後は，「社会貢献」としゃべっていると「釣りをしながらですか」と聞いてきた人がいた．
自分は「私生活で社会貢献」するつもりはない．「自分のための人生」と「社会貢献のための時間，すなわち本業は」は別物である．
ヒトと話をしていると，なかなか伝わっていないことが多いと感じる．
