誕生日を迎えて、自分の次のセカンド ライフを考えての誕生日だった。
実際は、当日は大学からの若い先生が急用で朝からこられない、当直もできないと前日に連絡あり。外来を自分がしないといけない。ちょうど、その4日前から毎日1名ずつ退院して入院患者数は4名少なくなっており、病棟の患者は減っていていたのでなんとか外来をこなした。
そもそも、大学からの若い先生には「典型的な脳神経外科疾患」のフォローアップをお願いしているので、診察内容そのものは簡単。
そこへ「朝4時から徘徊」とのことで救急搬送されてきたひとが多発脳挫傷、外傷性SAHなどの複合で大変。3-5日目には予後不良になりそう。説明も大変。
14時の外来患者をすます前に、昼ご飯食べて病棟まわって指示をだして15時には急患のCT再検。その後に一族に説明。
その後は、16時には病院出発。
自分は、2014年に、その当時はデミオの名称だったが、青の5ナンバーの4WDのディーゼルを購入した。
自分は、その車は大好きだったが、事故したので別の車に交換した。
急に中古を購入したので、その車は「クルーズコントロール」がついていない。
2WDのディーゼル車であった。足でいつもコントロールしないといけないので
高速道路を含めて、片道75 kmの通勤にはきつい。
最新のニュースで、新しいMAZDA 2のフルモデルチェンジの前に5ナンバーのディーゼルエンジンが廃止になると判明。8月17日が最終のオーダー日だった。
それで、MAZDAに電話してみると、全国で6台が残っているとのこと。
色はどうするかなど、現場に来て決めてくれとのこと。
まあ、いろいろ付けて、320万?はこえるだろうが、自分は「5ナンバーのディーゼルの4WD」がほしい。日本には5ナンバーのディーゼルは存在しなくなる。
自分的には「乗り心地」も良い。100回運転するうち、おそらく98回以上は自分だけが乗って運転している。横に誰か乗るあるいは他のヒト達を運ぶ確率は1-2%あるかどうかというぐらいの割合。
要は「家族の車」ではなく「自分個人の車」である。
自分の好きな色がないので聞いてみた。
「どうして、青っぽいのはないのか?」
MAZDAさん「高級志向だから、レッドとグレーだけです。」とのこと。
なんじゃそりゃ。
残った6台の色も聞いてみた。
医局から昼休みに電話で注文していたので、濃いグレーにしてくれと話が済んだが、まわりの医師達は「MAZDAの赤に一度のってみたかった」
「ヒトを、特に女の子を乗せるなら赤でしょ」
⇒自分「女の子ではなく、釣ったサカナ、この場合は、ニジマス、イワナ、ヤマメ、アマゴなどの本当のサカナぐらいしか車には乗りませんよ」と心の中でこたえた。
他にも「あの赤は上品ですね」などと、ドクターは皆、「赤推し」であった。
詰所の看護師も「赤にするんですか」と聞いてくる。
要は、MAZDAなら「赤」とMAZDAの宣伝が全国の津々浦々の下々の人々まで広く浸透していると納得した。
もちろん、余分に「赤を選ぶだけで他の基本色より55000円高くなる」という事実があるので、アウトドアでボコボコに使い倒す予定のヒトからしたら、純粋な「お金の無駄」になる。それで「絶対に選ばない」というドクターもいた。自分もそれに近い。通勤には前に追随するクルーズコントロールは必須だが、アウトドアライフにも必要。
自分は、MAZDAの赤はもう使い古されただろうと思っていた。要は、流行は終わったとおもっていた。
それと、以前自分の奥さんがMAZDAの赤に乗っていた。
自分の奥さんの意見では、「あなたは、赤にはすぐ飽きる。今まで、そのような系統の色を選んだことは全くない。似合わない。葬式の時に、お骨を運ぶには赤は良くない。」とのことであった。
自分の従来の使い方、キャラクターからしたら、青系統が無いなら、濃いグレーが一番お気楽。それで電話で濃いグレーにしていたが、マツダからしたら「色も決めてオプションも全部決めて、それで決めてもらわないと車をキープできない」とのこと。それで、なんとか時間を作って、お店まで75km以上の距離を飛ばして、行った。
実物をみた。その前に、お勉強もしました。
MAZDAの赤には二系統がある。
2012年から2016年まではソウルレッド・プレミアム・メタリック。明るい赤。
2017年からはソウルレッド・クリスタル・メタリックに変わっている。クリスタルが深みがあるとのことらしい。要は反射層を一層下にして、光が当たらないときは暗めに見えるということ。2017年からマイナーチェンジしたものは、それにかわっているらしい。
実物の赤をみたら、「おしゃれな自分にぴったり」と思ってしまった。
大きな矛盾がある。
そもそも論で、今までに、自分のことを「おしゃれ」と思ったことは一度もない。まあ、すぐに飽きるかも知れないが、今回は「赤」にしてみた。今の車の下取り価格も予想以上に高かったし。
実際は、もう注文は終了直前で、8月31日に車ができるかどうかの最終の返事がきて、「だめでした」となれば、この話は終了である。
それが済んで18:40。
次は、歯医者が19時の予約だったので、急いでラッシュアワーの中を次の目的地へ。
なんとか5分遅れで到着。
「前のヒトの治療が長引いているのですみません」と言われた。
まあ、よかった。
昨年の9月に歯が3本も欠けたのは、大変であった。今は2本目をいれているが、
歯が無いところの口唇周囲に皺が出来てきて、「これが高齢者のシワなのか」と納得しつつあるので、急いでなおさないと。
それも済んで、自宅には20時ぐらいに到着。
奥さんと食事、「誕生日おめでとう」でケーキを食べて、
今年の誕生日は記念すべき年であった。
いままでよく頑張って医師生活をしてきた。
来年からはセカンドライフになるでろう。自分のやりたいことだけをしたい。
夜中に呼ばれるようなことは、もう、終わりにしたい。
いつもいつもささえてくれた奥さんに感謝した。
もう、セカンドライフは始まりつつある。
体力維持、体形維持、脳、視力の維持など身体を大事にしながら、
具体的な行動に移りたい。