私生活,雑感

脊損ウサギになってしまいました

自宅(岡山市)のペット.
2009年の春に,うちに生後2ヶ月ぐらいで来たミニウサギ.
結構大きくなった.
もらわれて来た時は,メチャクチャ元気だった.
スタスタと階段を2階に上がっていった.
後を追いかけて行くと,なんと自分のベッドの上に乗って
布団におしっこをしていた.
「あれー」とこちらも急いで,タオルでおしっこを拭いていた.
おしっこは「草のにおい」がした.
その間に横の自分の部屋に勝手にはいって,インターネットのケーブルをガシガシと噛んでいた.あっという間に使えなくなっていた.
いやー,あの時は驚いた.
自分としては,しかったり怒ったりはしなかった.離した自分の責任.
そのためか,全くこちらを怖がったりはしない,のんびりしたウサギに成長していった.
それ以降,二階には上がらないように常に気を遣っていた.

まあ,長年,自分のカメラの練習台にもなってくれていた.
下の写真は2016年4月のもの.
丁度,オリンパスのミラーレス一眼のOMDシリーズのカメラを購入した頃.
彼も,まだまだ元気だった.

嫁さんの胸の中で,ウトウトと寝るのがいつものこと.

そして,10年以上病気もせず,のほほんと幸せな生活をしていた.
まあ,うさぎの1年は人間の5-6年.5年ぐらいから急に老けて10年経てば76-90才ぐらいのような.
家族が自宅(岡山市)にいないときには,ペットホテルに預けていた.

2才以上は普通は泊めてくれない.特別にいつも預かってもらっていた.
そのペットホテルがケージを積み上げていたら,ペットのラック(ウサギの名前)が飛び降りて,下半身が動かなくなった.要は腰椎の骨折と脊損.
病院に連れて行ってくれたが,レントゲンでも腰椎の骨折はあきらか.
ウサギ,ネコ,犬は腰椎が7個ある.その4番目が折れている.
人間は5個であるが,やはりだいぶ違うとわかる.
頚椎はキリンであろうが,人間であろうが,7個しかないのは有名な話.

それが,7月9日の話.
なかなか,大変な状況になりました.下半身不随です.
排便はなんとかできる.ウサギの糞はコロコロと丸いが,一つずつの大きさが小さくなった.後は排尿.これは腹部を押して,排尿させる.その後,下半身を拭いてあげている.
そのままだと,汚れて褥瘡になるらしい.
嫁さんが一生懸命してくれている.
介護は大変.
ラックはおじいさんなので,自分は「ラックG(ジィー)」と呼んでいるが,自分は,頭をなぜてあげるぐらいしか出来ない.自分としては,彼の毛がふさふさしている間に,少しだけもらって,フライを巻きたい.Hare’s ear nymphは,彼の耳から作りたい. 野兎(のうさぎ)ではないけれど.

7月10日に別の病院の「地域連携の会合」で,以前の病院職員に会った.
そのときに,「最近ウサギはどうなりましたか」と聞かれて,
「昨日,脊損になりました」と説明した.
またブログに載せてくださいねといわれた.

かわいそうな彼は,なんとか,残りの人生(兎生)を安楽に過ごしていただきたい.

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