「一日にしてならず」

Fly Castingでも上達の法則は正しいと納得

上達するには基本がある.

1)上達するには,最低,週に2回は練習をすること.
それより上達曲線の角度を上げようと思えば,週に5回は練習が必要とデータがある.

2)スポーツでは有名な法則がある.メインの大会までにどれだけ練習したかである.オリンピックなら10000時間.国体なら7000時間.県大会なら4000時間ぐらいで,優勝あらそいらしい.

3)楽器の練習でも,有名なオーケストラの演奏者になる人と学校の音楽教師で部活で教えるヒトの練習時間は3倍以上の開きがある.プロは練習日は13時間は楽器の練習をしている.

趣味の話なので,自分はそこまではしなくても良い.

4)趣味でも手技でも同じ.
趣味のレベルの人がそこまですることは無いであろうが,
週に2日,1時間ずつでもすれば,間違いなく上達はする.
基本は,「練習時間」と「正しい道具」であろう.

次は,

5)闇雲に練習してもだめ.正しい道具でも,正しい使い方を学ばないとダメ.
「ただしい練習方法で練習する」である.自己流が一番危険.

そんなこんなで,GWはstay homeだったのでフライキャスティング関係の教育的な動画を沢山みた.キャスティングに関しては,今は,シングルスペイを見ている.現状,自分は「正しい道具はある」「正しいセッティングにはなっている」
しかし,それで全く飛ばないという状況.
多くの動画が,こんなに綺麗に投げられると宣伝,自慢している内容が大半.良い道具の良いセッティングでも,良い動かし方をしないと,全く結果はついてこない.
高級な楽器でも指がちゃんと動かないと良い音が鳴らないのと同じ.

教育的な動画は,「最初は,こういう風にしやすいが,そうなると力のベクトルは,外から内に向かうので,後ろから前への力がなくなり,前に飛ばなくなる」などと,「あぁ,そうだったのか」と素人さんが最初に間違うことを指摘してくれる.うまい人がうまいこと投げる動画を何回もみても,なぜ,そう投げるのか,そのためには何を注意しないといけないのかが分からない.ヘタなヒトは,この部分が足らないので,このような結果になるなどと,間違いやすい部分を指摘してくれないと上達はしない.ひたすらやれば,うまく出来る訳では無い.

ただしい理屈を,正しい筋肉の記憶まで落とし込む過程がわからないと,闇雲にやるだけになる.間違った動きを覚えると,それを治すのに2度手間になる.

後は,自分でやって,それを動画で撮って比べるのが一番手っ取り早い.
理想は,達人で教えることも上手な人に,現場で教えてもらいながらすることだが,そんな状況は,まずない.

そんなこんなでGWは,急激にわかったことが多かった.
入門者が初診者レベルには達した.

さらに分かった事は,「習慣化する前に上達すること」が大事.
自分は習慣の力で,物事を成し遂げようとしていたが,その前に,一定のレベルに到達しないといけない.

まずは「習得」次に「上達」そしてそれを無意識に「習慣化」して
はじめて,現場で使えるようになると納得.

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