今の日本は，「非核三原則」を作っている．
1967年12月に国会答弁があった．
1964年に中国が核武装したため，日本がどうするかという意見だった．
まあ，「作らず，持たず，持ち込ませず」が三原則だが，
その当時は，米国とロシアが核兵器をもっていたところへ中国が
保有の順番は，1945年米国，1949年ロシア，1952年英国，1960年フランス，
1964年中国，1974年インド，1998年パキスタン，2006年北朝鮮と言うところ，
持っているだろうとされている国はイスラエル，イランというところ．
1971年には，ほぼ日本は「非核三原則」になった．
しかし，当時からすでに50年経過．
戦略核で，大きな水爆などは使われず，戦術核をその場で使う時代．
急激に考え方が，変わった．ロシアとウクライナの問題．
まあ，日本も「持たず，作らず，持ち込ませず」の「持ち込ませず，ああるいは持ち込まず」は米国の核爆弾が日本には，置いてませんよという意味．
その当時は，アメリカ一択でアメリカが圧勝状態だったので，米国の虎の威を借るつもりで，日本はそのようにしたのであろう．
「非核三原則」にもう一つ，日本は追加しないといけない時代が来た．
それは「使わさず，あるいは打ち込ませず」である．
日本に使われることだけは，防がないといけない．
それを「非核四原則」とする．
そうなれば，使われそうな危険な状況になれば，非核4原則をまもるため，侵攻してきた国の核兵器発射装置をメサイル発射直前に攻撃破壊することは，日本の原則に反しない．
「日本には打ち込ませず」の一項目を加えるだけ．
決して他国を侵攻するわけでも無く，平和を希求する日本の断固たる姿勢を世界に示すためにも，打ち込ませないための実際的な道具立て，具体的な武器が必要になる．
ドローンもレーダーも必要．情報収集も必要．
他の国も当たり前だが「自分の国に核メサイルを打たれたりすることを認める国」はどこにもない．日本には，非核四原則がある．それを国を挙げて実行することが大事．
別に核メサイルを持つ必要は全くない．核メサイルを打たれない様にすることは,別に従来の非核三原則にも全く違反しない．
少なくとも，日本が侵攻されて,米国の軍隊は日本には来ない．
海軍力は必須だが，時代が変わってドローン，無人艦艇など，「無人」がキーワードな時代になってきた．
日本は「持たず，作らず，持ち込ませず，打ち込まさせず」の非核四原則が実行できる国にならないと，国際政治で全く影響力がない．
