真庭からフライ釣行

白賀渓谷 フライ シーズンイン その1

途中だけど、あげておきます。
要は、「白賀釣りセンター」というか特別放流区というか、そこのお話。
10月1日から31日までしかオープンしていないので、早めにまとめておきます。
旧富村の鏡野町富、富西谷の方。
住所は、岡山県苫田郡鏡野町富西谷397
白賀釣センター:
白賀(しらか)渓谷は通常の釣りは9月末で禁漁。

10月4日(火) 朝6時半から始めた。12時には終わって上がった。
帰りに1名ルアーのヒトに会った。
「もう、やめるんですか?」と聞かれたが、こちらにも事情がある。

現場で聞くと、10月に延べ人数50人来ても、一人2000円では10万円しかならず、
赤字の様な。
個人的な問題は、バーブレスにしないといけないこと。
ルアーのフックと比べるとフライのフックはおもちゃみたいに小さい。
やすりで、先を研いでバーブレスにしないとだめ。
やすりも持っている。磨いで作ってみた。
意外に時間がかかる。なれたら1分ぐらいでできそう。
ペンチかニッパーで曲げてつぶしてしまうのが一番早い。
最近、気がついたのがバイスにフックを挟んで、バーブをつぶす方法。
あまり小さなフックは無理でも16番ぐらいまでなら、横にして向きを変えて少しずつ挟んでつぶしていける。確認は、針先を紙にさして、そのまま抵抗なく抜ければバーブレスになったことがわかる。
もともとバーブレスのフックはバーブ付きのフックと形状が微妙に異なり、抜けにくくなっている。一応オーダーしておいた。

と言うことで、マーカー用のドライフライに4匹も来てびっくりした。

まだ、すれていなくて群れていた。そのときは。

10月10日()バーブレスもいくつか頼んだのが来たので、さらに巻いてみた。
わかったこと。結局、3匹釣り上げて9匹が途中で逃げた。
ルアーのヒトが2名入っていたような。
4日には群れていたアマゴが全く見えなかった。雨の影響もあるでしょう。
もう一つは、ルアー、人影のプレッシャーでしょう。注意しても川の中も歩くし。
狙うのは「C 級ポイント」で浅くてルアーのヒトが狙わないところ。
一日中この日は曇り。まれに雨がぽつぽつと言う感じ。
引いていて途中でフックアウトする。比較的大きなものもグイグイ引いて、いざ来たので引っ張ろうとすると外れてしまった。バーブレスならバーブレスなりの釣り方があると判明。
要は、合わせるときにドライフライなら上に合わせる。
しかし、どうも角度が違う。あわす角度は下流に向けて川面と平行にロッドをしゃくる感じ。要は、川面と並行に、下流側にロッドを曲げたらよいのかと思った。これは次回に試してみる。川のどちら側に立っているかで、自分の右側、左側へと曲げ方が異なる。慣れがいる。「ここで来たら、こうする」と決めてから投げること。
いわゆる「肩」と呼ばれるポイントまでアマゴが追いかけてきて、最後に食うパターンも多い。そのときは下流にむけてあわすとすっぽ抜けそうな印象。しかも下流にあわせてフックアップしたら、サカナは「肩」から間違いなく落ちる。
どうなるか次回検証。

それとフッキングしやすいフライは、パラシュートのような気がする。最初の2匹はパラシュートでなにげに釣れた。フライの底面はフラットにした方が口の中に入りやすいか?

しかし別のフライにかえて、3匹目は結構、当たるが途中で外れるパターンが続いた。
自分のお好みのパラスタも他のフライも下面にハックルがでており、食べにくいのか刺さりにくいのか。

近場だが、それなりに奥が深い。
バーブレスフックの形状、合わせかたなどお勉強になった。
それと大事なことは、釣り上げて写真を撮りたければ、すぐにネットに掬うこと。
浅い水の中にサカナをいれて、カメラを準備している間に、そのままでは暴れてフックが外れて、サカナは当然、急いで逃げてしまう。
「写真を撮るまでが釣り」なので、バーブレスなら急いで網で掬うは、
大事な手技、操作とわかった。15 cmぐらいなのでネットは本来不要。
引き味を楽しむのも良いが、逃げられてしまうと「なにしてんだか?」
となってしまう。

自分の印象とまとめ:
1)なるべく平日に行く。土日は大変こみあう。
2)朝7時ぐらいには釣り始める。昼過ぎには終わるのが合理的。
1日2000円なので、昼食食べて休憩して夕方も釣りたいヒトはどうぞ。
自分は4,5時間熱中したら、それで十分。飽きてしまう。
自分は半日で十分。平日なら有休半日とって午後は職場にいかないとだめ。
夕方から行くのは、ルアーのヒトが入った後は釣りがたい。表面から底まで全層を投げており、おそらく釣れないでしょう。
3)バーブレスフックでのフライ製作、パラシュートが良いかもと個人の感想。
合わせ方、釣り方、ネットで急いですぐ掬うなど注意点あり。
ティペットも 6X, 6.5X 7Xぐらいまで細ければ十分。
8Xなら余計釣れるなら使ってみるかというところ。
流し方のほうが問題であろう。
ポストの作り方、ハックルの巻き方などは you tubeにたくさんでている。
パラシュートニンフと言うものがあるので、それを巻いてみよう。
4)ドライフライで釣るなら、C級ポイントを狙う。こんなところにという浅場、反転流になりかけの場所など。イワナと違って反転流にフライを載せてもアタックは全くしてこない。鏡のように波立たない場所、典型的な肩の部分、底石の前、横など接近戦だが、狙う場所は通常と同じ。実際は水が透明なので、浅いようで30cm程度の深さがある場所も多い。ある程度の大きさの石があれば13 cm程度のアマゴは隠れて潜んでいる
5)今後の課題:
深場は今のところ狙っていない。親魚も放流されており下流の淵の底に沈んでいるとは思うが、ニンフを沈めて鼻先に持って行くような釣り方であろう。そのような技術がまだないし、あまり興味がわかない。このシーズン中に、2,3回やってみるかどうか。ビーズヘッドと鉛を中に巻いて重めにしたものと、もう一つ軽めにしたもののダブルニンフが釣れるかも。

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